病室に入ると、珍しく寝てました。
声を掛けると、トロンとしてこちらに視線を向けます。
何だか、元気がなさそう。
体調でも悪いのかと尋ねると、そんな事も無いと答えるのですが、どうも様子がおかしいのです。
取り敢えず、お洗濯の準備をして戻ってくると、Kーcoさんが、私に
「xxさんが辞めた」
と伝えます。
xxさんというのは、看護師さんでダイビングが好きで私の故郷、奄美の海をダイビングの拠点にして年の半分以上は向こうで過ごすという看護師さんの事です。
奄美と言う共通の話題も有ってか、これまで何かとお世話になっていた看護師さんの1人でした。
そんな訳で、気分が落ち込んでいたのでしょう。(≧∇≦)
そして、もう一人、お世話になっていた看護師さんが本日付で退職されるというのです。
落ち込む気も分からないでは有りませんが、感謝してお別れしなくてはなりません。
発声出来たら自らの声で感謝を伝えられるのでしょうが、文字盤の文字を一文字づつ示して、5文字の「あ り が と う」を伝えたKーcoさん、涙目になりながら看護師さんを見つめています。
そんな訳で、気分が落込んでいたK-coさんにお別れを言いに見えた看護師さんとの2ショットを撮ってあげて、彼女の枕元にあるフォトビジョンに送信しました。
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