2017年11月24日金曜日

旅立ちの朝

2017年11月24日 午前2時54分

K-COさん、5年に及ぶ闘病生活、お疲れ様でした。

支援いただきました皆様、ありがとうございました...

貴女のもとに毎週日曜日に面会に行き、声をかけ、スキンシップし、お洗濯をしてというサイクルは、私自身の張り合いでもありました。

気切で人工呼吸器のお世話になり、発声はもとより手足も動かせず、顔の筋肉も動かせずに瞼も開かずに療養した年月は、貴女にとって苦痛だったのではないでしょうか??

貴女と意思の疎通が取れなくなって、ろくに声掛けができなかった事ごめんなさい。

11月21日に、主治医からの連絡で一時的な心停止があったこと聞いたとき直ぐに駆けつけて行けずにごめんなさい。


11月23日に病室を訪れて、顔を見たとき、穏やかないつもと変わらぬ表情で横たわっていた貴女を見て、手をさすり、瞼を開けて私の顔を見てもらったことで、うっすらと涙をにじませた貴女との面会の時。。。それが最後だったんですね。

 そして24日午前2時過ぎ、携帯に連絡が入り、駆けつけた時、まだ温かい貴女の頬に触れて体温を感じ、顔を拭いたあげたとき、閉じられた目尻に涙が溢れていたこと、しっかり記憶しておきます。


23日は、2週間ぶりに、病院には貴女の好きなネコちゃんたちが日向ぼっこしてましたよ。


今までよく頑張ってくださいました。
療養生活を送るようになって、一度だけ貴女を特殊仕様の車椅子に乗車させて病棟内を散歩しましたね、この一回限りの散歩も悔やまれます。

平日、主治医とスタッフがいる中でないと乗車がままならず、私自身の仕事の都合もあり休みを取って貴女と過ごすこともままならず、ごめんなさい。

寂しかったよね、ごめんなさい。
そして、辛かっただろうね、ご苦労様でした。

手足自由に動かして、微笑んで、旅立ってくれるよう貴女を送ります。

K-coさん、ありがとう!!

~了~