2012年9月26日水曜日

医師との面談

こんにちは
介護夫のとんぷうです。

昨日、25日は午後から仕事を抜けて、k-coさんの入院する箱根病院へといってきました。
主治医と本人を交えての面談です、入院1週間が過ぎての、経過報告と今後の話でした。

19日の入院時点では、かなり痰が絡んでゴロゴロしていたのも、吸引処置によりだいぶよくなったと仰っていました。

本人も、少し顔色もよくなり、元気が出つつあるようです。

血中酸素量のモニター結果は、入院中の数値は、思ったよりも安定しているとのことでしたが、やはり今後は、酸素マスクの使用が欠かせないだろうということでした。
併せて、痰の吸引も行なっていく必要があるとの事。

今、k-coさんは、病院のベッド上で横になって、テレビを眺めながら、吸引機の先端に付いたゼンマイ上のチューブで、時折り口腔内に溜まった唾液を「ジュルジュル」と音を立てて自ら吸引しています。

食事に関しても、全面的に、経管摂取する事になります。
今は未だ、一回200mlの3回ですが、今日から、一回300mlに増量するとの事です。
が、やはり口から食べるという、当たり前の行為の楽しみがなくなるのは残念なので、嚥下障害の検査を行ないつつ、経口で取れる食品(たぶん、ゼリー程度?)の模索も必要でしょうと・・・

今現在、院内では、ベッド上でのリハビリをしてもらっており、現有関節機能の稼動範囲を維持する運動と、胸の動きをアシストして、痰の排除を促すような運動をやってもらっているようです。

主治医は、今後の構音障害の進行で明瞭に話せなくなる事、手足の動きも悪くなって、医師の伝達困難へと経過していくことに備えて「伝の心(でんのしん)」というPCを使った意思伝達装置の導入も検討手配してくださっています。

今現在、構音障害のため、サシスセソ、パピプペポなど明瞭に聞き取れない発音があるものの、自分の言葉で話し、伝える事が可能なのですが、聞き手が聞き取れなくて、「えぇ?」とか聞き返すと、k-coさんは面倒になってやめてしまいます(苦笑)
しかし、病院で看護・介護をしてもらっている以上、伝わらない面倒だということで中断しないで、伝える事を頑張ってもらわないと・・・と思うのですが、きっと疲れてしまうんでしょうね。

最後に、医師は、私たち夫婦に、今後のリスクの事、この先のk-coさん自身の「気管切開拒否」の意思について確認をなさいました。

このことについては、当事者夫婦で話し合わなければならないことであり、医師としては、患者の希望に沿う形で対処するつもりだと、しかし、この先の状況で患者自身、家族の意思として、やはり気管切開を行なうと気持ちが変わったときにはいつでも申し出てください・・と、およそ30分にわたっての面談を終えて、k-coさんを病室の戻したあと、医師と二人で面談室にもどり、今後のリスクについての詳細な説明をうけました。

今後、病院に居ても、自宅で介護できる状況になって自宅に居ても、肺炎、窒息による急変は起こりえますので、心づもりして置いてくださいという家族への認識を念押しするものでした。

話を終えて、病室に戻ると、ちょうどこれから入浴だということで、病室を追い出されてしまい、1時間近く、病院内をウロウロして時間を潰しました。(^^;

入浴後のk-coさんのベッドにいくと、サッパリとした表情です。
これまでの自宅介護では、全身浴は無理だったので、シャワー浴オンリーでしたが、今回はリフトで浴槽に浸かっての入浴。
横になった状態での入浴は、足がプカプカしてたよ・・・と話してくれました。(^^)

で、先ほどの、先生との面談で聞いた話、二人で話し合うべき問題について、少し話そうかと思ったところ、k-coさん、テレビの音声イヤホンを耳に挿してくれとリクエスト・・・・
そして、目はテレビです。

話の機会は次にするかと思いつつ、それから暫く一緒に居て、夕方病院を出ました。

今日は、k-coさん、床屋さんの予定です。
午前中の3番目の予約ですので、今頃、やってもらっているかもしれません。
週末の病室訪問時には髪もサッパリしていることでしょう。


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