筋肉の機能を失うということは、当然、四肢の動きもままならなくなるわけで、必然的に寝たきりとなります。
現在のK-coさんも、寝たきりとなり、動かせるのは僅かに手首から手のひら、そして何本かの指。
すでに、口腔麻痺が進行して、嚥下の機能も失われ、言語の発声も出来ません。
そんな状態で寝ていると、掛け布団や毛布が重い・・・と訴えます。
今のK-coさんにとっては、この1Gの重力が、何倍にも感じられているのだと思います。
これまでは、そうした寝具の重さを軽減するために、よく開腹手術をした後の患者さんに用いている腹部を覆い保護するためのヤグラ状の柵を置いて、その上から毛布、掛け布団を掛けていたのですが、先日、ふとしたきっかけで、保温性に優れたシートを見つけて試しに入手。
これを、K-coさんに使ってもらうことにしました。
このシートのベースとなる素材はアルミ箔のシートです。(よくあるNASA開発の・・・)といったタイプなのですが、よく、災害時の救出場面で、救い出した被災者に掛けてあげるアルミシートの類だと思っていただければ良いかも。
これは国内製品、実際に入手したものは外国製の2枚組みです |
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