昨年九月以降、入院して以来帰宅が儘ならぬほど病状が進行した為、病院での治療と介護が続いているのです。
其の間、使用する者の居ない介護用ベッドが手狭な我が家に居座っていたのですが、それがあることによって、いつか自宅で介護できるようになるかもしれない、そうした僅かな望みの象徴でもあったわけだったんですが、業者からの要請もあり本日、引き取ってもらった次第です。
明日は、妻のもとへ面会に行く予定ですが、その事を報告しなくちゃです。
妻、K-co(1953)のALS療養生活の様子を連れ合いである私(とんぷう)が綴ります。 2010年より少し前あたりから、痩せ始め、手足に時折り力が入らないという症状から、神経内科を受診して、2011年8月、症状が顕著になって3ヵ月後にALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断、告知を受けて以降の生活状況のレポートと、支援介護してくださる方々との連絡用途にも使ってみたいと思います。
日曜日の今日、いつもの面会とお洗濯に行って来ました。
今日は少し暑くて病室に着きk-coさんに声を掛けると、窓を開けてくれと伝えられ、窓を開けて外の空気を取り込みました。
洗濯物を1時間100円の洗濯機に入れて回して病室に戻ると、丁度、副師長さんが見えて吸引の処置をして下さっていました。
その際、副師長さんが「k-coさん、上体を起こしてみましょうか?」と声を掛けるとk-coさん、頷きます。
そこで呼吸器を装着して久しぶりにベッドを起こして上体を起こすことになりました。
ほぼ半年ぶりに上体を起こして病室の窓から外を眺めることが出来たk-coさんでした。(^^♪
久し振りに見る風景はk-coさんの目にどの様に映ったのでしょうか?
リクライニングタイプの車椅子が出来ればk-coさんを乗せて病室から連れ出すことも可能です。
そしたらもっと外の空気に触れる機会が増えます。
そしたらもっとk-coさんも楽しみを持てるでしょう(^_^)/
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新病棟建設中 |