旅立ちの日から三ヶ月目の月命日は土曜日なので、家で過ごすことにしよう。
K-coさんのALS生活
妻、K-co(1953)のALS療養生活の様子を連れ合いである私(とんぷう)が綴ります。 2010年より少し前あたりから、痩せ始め、手足に時折り力が入らないという症状から、神経内科を受診して、2011年8月、症状が顕著になって3ヵ月後にALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断、告知を受けて以降の生活状況のレポートと、支援介護してくださる方々との連絡用途にも使ってみたいと思います。
2018年2月24日土曜日
2017年11月24日金曜日
旅立ちの朝
2017年11月24日 午前2時54分
K-COさん、5年に及ぶ闘病生活、お疲れ様でした。
支援いただきました皆様、ありがとうございました...
貴女のもとに毎週日曜日に面会に行き、声をかけ、スキンシップし、お洗濯をしてというサイクルは、私自身の張り合いでもありました。
気切で人工呼吸器のお世話になり、発声はもとより手足も動かせず、顔の筋肉も動かせずに瞼も開かずに療養した年月は、貴女にとって苦痛だったのではないでしょうか??
貴女と意思の疎通が取れなくなって、ろくに声掛けができなかった事ごめんなさい。
11月21日に、主治医からの連絡で一時的な心停止があったこと聞いたとき直ぐに駆けつけて行けずにごめんなさい。
11月23日に病室を訪れて、顔を見たとき、穏やかないつもと変わらぬ表情で横たわっていた貴女を見て、手をさすり、瞼を開けて私の顔を見てもらったことで、うっすらと涙をにじませた貴女との面会の時。。。それが最後だったんですね。
そして24日午前2時過ぎ、携帯に連絡が入り、駆けつけた時、まだ温かい貴女の頬に触れて体温を感じ、顔を拭いたあげたとき、閉じられた目尻に涙が溢れていたこと、しっかり記憶しておきます。
23日は、2週間ぶりに、病院には貴女の好きなネコちゃんたちが日向ぼっこしてましたよ。
今までよく頑張ってくださいました。
療養生活を送るようになって、一度だけ貴女を特殊仕様の車椅子に乗車させて病棟内を散歩しましたね、この一回限りの散歩も悔やまれます。
平日、主治医とスタッフがいる中でないと乗車がままならず、私自身の仕事の都合もあり休みを取って貴女と過ごすこともままならず、ごめんなさい。
寂しかったよね、ごめんなさい。
そして、辛かっただろうね、ご苦労様でした。
手足自由に動かして、微笑んで、旅立ってくれるよう貴女を送ります。
K-coさん、ありがとう!!
K-COさん、5年に及ぶ闘病生活、お疲れ様でした。
支援いただきました皆様、ありがとうございました...
貴女のもとに毎週日曜日に面会に行き、声をかけ、スキンシップし、お洗濯をしてというサイクルは、私自身の張り合いでもありました。
気切で人工呼吸器のお世話になり、発声はもとより手足も動かせず、顔の筋肉も動かせずに瞼も開かずに療養した年月は、貴女にとって苦痛だったのではないでしょうか??
貴女と意思の疎通が取れなくなって、ろくに声掛けができなかった事ごめんなさい。
11月21日に、主治医からの連絡で一時的な心停止があったこと聞いたとき直ぐに駆けつけて行けずにごめんなさい。
11月23日に病室を訪れて、顔を見たとき、穏やかないつもと変わらぬ表情で横たわっていた貴女を見て、手をさすり、瞼を開けて私の顔を見てもらったことで、うっすらと涙をにじませた貴女との面会の時。。。それが最後だったんですね。
そして24日午前2時過ぎ、携帯に連絡が入り、駆けつけた時、まだ温かい貴女の頬に触れて体温を感じ、顔を拭いたあげたとき、閉じられた目尻に涙が溢れていたこと、しっかり記憶しておきます。
23日は、2週間ぶりに、病院には貴女の好きなネコちゃんたちが日向ぼっこしてましたよ。
今までよく頑張ってくださいました。
療養生活を送るようになって、一度だけ貴女を特殊仕様の車椅子に乗車させて病棟内を散歩しましたね、この一回限りの散歩も悔やまれます。
平日、主治医とスタッフがいる中でないと乗車がままならず、私自身の仕事の都合もあり休みを取って貴女と過ごすこともままならず、ごめんなさい。
寂しかったよね、ごめんなさい。
そして、辛かっただろうね、ご苦労様でした。
手足自由に動かして、微笑んで、旅立ってくれるよう貴女を送ります。
K-coさん、ありがとう!!
~了~
2017年10月29日日曜日
2017年10月15日日曜日
おわら風の盆が小田原でも楽しめたよ。
K-COさんにご報告します。
あの、越中八尾のおわら風の盆の踊りが、なんと小田原でも楽しめたんだよ。
昨夜は第23回ということで、これまで、全然知らなかったけど、九月の終盤に小田原市内で、風の盆のノボリを見かけて知りました。
小田地下ハルネの観光案内所でパンフレットをみると、10月14日にやるってことで、カメラを持って出かけたよ。
あの、越中八尾のおわら風の盆の踊りが、なんと小田原でも楽しめたんだよ。
昨夜は第23回ということで、これまで、全然知らなかったけど、九月の終盤に小田原市内で、風の盆のノボリを見かけて知りました。
小田地下ハルネの観光案内所でパンフレットをみると、10月14日にやるってことで、カメラを持って出かけたよ。
外は生憎の小雨でしたけど、ダイヤ街ルートの踊りの次は地下街での踊りとなります。
こんなイベントがあっただなんて知りませんでした。
K-COさんは知っていたのかなぁ??
ラベル:
イベント
場所:
日本、神奈川県小田原市
2017年10月8日日曜日
日に日に秋らしさが増してきます
今日の箱根病院には、近くの山から野猿の群れが下りてきていて、7,8匹の猿たちが、いつもは猫のいる庭をうろつき、近くを通る人間を、歯をむき出して威嚇していました。
自分も2,3匹の猿に囲まれ、危うく襲われるところでしたが、逃げ延びることができました。(写真を撮る間もなく一目散に避難!!)
以前にも、猿の群れが下りてきていた時に遭遇したことがあったのですが、今回は相当気が立っていたようです。
病院の庭は、車いすの患者さんが散策する場所でもあり、気が立った猿の群れは危険です。
病棟に入って、ナースステーションの看護師さんにこの事を伝えた次第です。
K-coさんの病室に行き、いつものように不足品のチェックしたのち、お洗濯にかかります。
自分も2,3匹の猿に囲まれ、危うく襲われるところでしたが、逃げ延びることができました。(写真を撮る間もなく一目散に避難!!)
逃げ腰で切ったシャッターで迫ってくる猿が写ってた |
以前にも、猿の群れが下りてきていた時に遭遇したことがあったのですが、今回は相当気が立っていたようです。
病院の庭は、車いすの患者さんが散策する場所でもあり、気が立った猿の群れは危険です。
病棟に入って、ナースステーションの看護師さんにこの事を伝えた次第です。
K-coさんの病室に行き、いつものように不足品のチェックしたのち、お洗濯にかかります。
洗濯乾燥の全工程完了までの4時間、病棟外の庭をカメラを手に散策するのが毎回のお約束なんですが、今日は、猿の件もあり、注意しながらの散策です。
最寄り駅の風祭駅 |
病院は高台にあるので、風祭駅を見下ろすことになります。
駅の向こうには、鈴廣かまぼこの工場があります、この風景も見慣れた風景です。
そして、猿の群れが去った庭にはいつもの猫たちが思い思いにくつろいでいます。
この風景がいつもののどかな箱根病院なんです。
2017年9月24日日曜日
2017年8月20日日曜日
蒸し暑かったり、雨だったりの8月
蒸し暑かったり、雨が続いたりと夏らしくない日々が続いている8月も中盤。
相変わらず、わたくしといえば、K-COさんに日曜日の面会の日々です。
療養中の風祭にある箱根病院へは、小田原駅から箱根登山鉄道で箱根湯本行きで2駅目です。
もう、この道程も5年目に突入ですが、思い返せば、5年ですが、日々繰り返すサイクルには時間の経過を感じさせることはありません。
もちろん、この五年の間にはいろんなイベントがあり、いろんなフェーズを乗り越えた今があります。
箱根病院での療養介護開始時点では、K-COさんは話ができるものの、四肢は衰えて自立歩行困難で、嚥下障害も進行しつつあったため、胃婁が開始、その後、呼吸障害が進行し自立呼吸が困難となってきたため、気管切開による人工呼吸器使用を提案をする医師に対して人工呼吸器の使用をかたくなに拒否、そして呼吸器装着のリミットぎりぎりで、本人の意志を再確認の結果、呼吸器を装着することになった。
すでにK-COさんとの会話はできないのですが、手に触れ、肩をさすり、顔に触れて耳元で語り掛けることで、K-COさんとの暗黙のコミュニケーションをとっています。
K-COさんのケアの合間に病院内の散歩、5年近くも見慣れた風景と、院内の庭に棲みついた猫たちの姿に癒されて今があります。
相変わらず、わたくしといえば、K-COさんに日曜日の面会の日々です。
療養中の風祭にある箱根病院へは、小田原駅から箱根登山鉄道で箱根湯本行きで2駅目です。
もう、この道程も5年目に突入ですが、思い返せば、5年ですが、日々繰り返すサイクルには時間の経過を感じさせることはありません。
もちろん、この五年の間にはいろんなイベントがあり、いろんなフェーズを乗り越えた今があります。
箱根病院での療養介護開始時点では、K-COさんは話ができるものの、四肢は衰えて自立歩行困難で、嚥下障害も進行しつつあったため、胃婁が開始、その後、呼吸障害が進行し自立呼吸が困難となってきたため、気管切開による人工呼吸器使用を提案をする医師に対して人工呼吸器の使用をかたくなに拒否、そして呼吸器装着のリミットぎりぎりで、本人の意志を再確認の結果、呼吸器を装着することになった。
すでにK-COさんとの会話はできないのですが、手に触れ、肩をさすり、顔に触れて耳元で語り掛けることで、K-COさんとの暗黙のコミュニケーションをとっています。
K-COさんのケアの合間に病院内の散歩、5年近くも見慣れた風景と、院内の庭に棲みついた猫たちの姿に癒されて今があります。
毎週日曜日に病院に出向いて、院内のぶらついて猫たちの姿をスナップしては、こうしてブログにアップします。
撮った写真をK-COさんに見てもらうことは困難で、病状の進行で、瞼さえも開けられない状態のため、耳元で「猫がこうだったよ・・・あぁだったよ」と聞かせるしかないですが、カメラ構えてファインダー越しに見る猫の姿を一緒に見てくれていると思いながら、日曜日のケア&お洗濯の合間に箱根病院内をうろついています。
登録:
投稿 (Atom)