2017年8月20日日曜日

蒸し暑かったり、雨だったりの8月

蒸し暑かったり、雨が続いたりと夏らしくない日々が続いている8月も中盤。

相変わらず、わたくしといえば、K-COさんに日曜日の面会の日々です。

療養中の風祭にある箱根病院へは、小田原駅から箱根登山鉄道で箱根湯本行きで2駅目です。

もう、この道程も5年目に突入ですが、思い返せば、5年ですが、日々繰り返すサイクルには時間の経過を感じさせることはありません。
もちろん、この五年の間にはいろんなイベントがあり、いろんなフェーズを乗り越えた今があります。

箱根病院での療養介護開始時点では、K-COさんは話ができるものの、四肢は衰えて自立歩行困難で、嚥下障害も進行しつつあったため、胃婁が開始、その後、呼吸障害が進行し自立呼吸が困難となってきたため、気管切開による人工呼吸器使用を提案をする医師に対して人工呼吸器の使用をかたくなに拒否、そして呼吸器装着のリミットぎりぎりで、本人の意志を再確認の結果、呼吸器を装着することになった。

すでにK-COさんとの会話はできないのですが、手に触れ、肩をさすり、顔に触れて耳元で語り掛けることで、K-COさんとの暗黙のコミュニケーションをとっています。



K-COさんのケアの合間に病院内の散歩、5年近くも見慣れた風景と、院内の庭に棲みついた猫たちの姿に癒されて今があります。



毎週日曜日に病院に出向いて、院内のぶらついて猫たちの姿をスナップしては、こうしてブログにアップします。


撮った写真をK-COさんに見てもらうことは困難で、病状の進行で、瞼さえも開けられない状態のため、耳元で「猫がこうだったよ・・・あぁだったよ」と聞かせるしかないですが、カメラ構えてファインダー越しに見る猫の姿を一緒に見てくれていると思いながら、日曜日のケア&お洗濯の合間に箱根病院内をうろついています。


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