妻、K-co(1953)のALS療養生活の様子を連れ合いである私(とんぷう)が綴ります。 2010年より少し前あたりから、痩せ始め、手足に時折り力が入らないという症状から、神経内科を受診して、2011年8月、症状が顕著になって3ヵ月後にALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断、告知を受けて以降の生活状況のレポートと、支援介護してくださる方々との連絡用途にも使ってみたいと思います。
2013年4月28日日曜日
2013年4月16日火曜日
その後(フォトビジョンで動画)
その翌日に、家でもう一度確認してみると問題なく再生できるではありませんか。
どうやら、動画を収録したSDカードを挿すタイミングが悪かったようで、完全にフォトビジョンの電源を落としてから、SDカードを挿して、電源投入することでちゃんとSDカードも、その中の動画ファイルも認識してくれたのです。
早速、翌日仕事を終えた足で、病院に直行して、K-coさんのベッドサイドにフォトビジョンを取り付けて、一作品を再生し、観て貰うことができました。(^^)
本来、猫好きのK-coさん、目を輝かせて見入ってました。
世界ネコあるきに見入るK-coさん |
K-coさんの状態ですが、先日、リクライニングタイプの車椅子への移乗を試みて、看護師さんに伴われて、病室を出てナースステーションまで行き来させてもらったようです。
ずっと寝たきりの状態ですので、リハビリしてはいるものの筋力のない手足の関節が強張って、車椅子への移乗も大変だったらしいのですが、これも徐々に慣れて、いずれは、呼吸器を搭載した車椅子でのお散歩も可能になる道が開けたようです。
2013年4月15日月曜日
動画形式ミスってしまった
昨日、メモリカードに収めて持って行った動画は、残念なことにフォトビジョンでは対応していないflv形式のファイルだった。
あらためて、対応する動画形式を確認してみると・・(初めにやれっ!!)
対応する形式は、mov、3gp、mp4といったフォーマットらしいので、持ち帰って再度、変換作業を行った。
今回のフォーマット変換に使用したのは、プレーヤとして割と有名なVLCメディアプレーヤを使って変換した。
FLV⇒MP4
なんとか就寝前に3本のFLVファイルをmp4に変換し終えたのでSDメモリーカードにコピーして再チャレンジの準備が整った。
今日は職場から、直接病院に向かうつもりなので、SDメモリーを持って出掛け、就業後、真っ直ぐ病院に向かった。
病院に着いたのは七時過ぎ。
K-coさん、いつものように視線をテレビに向けて穏やかな様子。
「また来たよぉ~~!!」と声を掛け、早速、変換し直した動画を収めたSDカードをフォトビジョンにセットし、データフォルダを確認するも、動画ファイル数:0 ????
えぇ~~!?、また駄目なの??
うぅ~~む
落胆・・・・
今度は、フォトビジョンを持ち帰って、変換後すぐに実機確認してから持ち込もうと、フォトビジョンを持ち帰ることにして、K-coさんとしばし会話です。
K-coさんからのリクエストでヘアカットの予約を入れて、乾燥しがちの手足に、ニベアクリームを塗ってマッサージ。
お友達から届いたメールを見せてあげて、定型文の返信メールからK-coさんに選んでもらったメール文を返信して次回こそ、ちゃんと見られるようにして持ってくるからと、病室を後にしました。
2013年4月13日土曜日
癒しの猫たちをK-coさんに
私が、なんとなく犬より猫が好きだったこともあり、独身の頃から猫を飼っていた。
以来、シャムから、アメリカンのかかった雑種ほか、歴代で4匹を飼い続けていたのだが、2年前一番最後に飼っていた野良の茶トラが家出してしまって以来、我が家から猫の姿は消えてしまった。
K-coさんは、当初、猫を特に好きというわけでもなく、かといって嫌いでもなく、私に付き合って猫を飼い続けてるうちに、私以上に猫の世話好きになっていたようだ。
今、K-coさんは、日々のベッドの上での生活で、テレビ以外で楽しみがない。
食べる楽しみも無く、出掛ける楽しさも、お喋りする楽しみも無い。
そこで、私は、これまでも過去に飼っていた猫たちの写真をスライドショーにして、病室で見られるようにしたり、街中で撮った猫のスナップを、メールに添付して送り、そのままベッドサイドに備え付けたフォトビジョンで観られる様にもしているのだが、やはり、本当は、外に出て、外を動き回っている猫の姿を見せてあげるのが一番だと思う。
今、NHK-BSで動物写真家 岩合光昭の「世界ねこ歩き」という番組があり、それをK-coさんに見せてあげようと思いながらも録画することが出来ないので、以前に放映されたものネット上の某所で見つけたので、それをフォトビジョンで観てもらおうと編集中。
今日は、それを持って、面会に行こうと思う。
2013年4月7日日曜日
一週間ぶりの訪問
kーcoさんの居る病院を訪れました。
途中で小田原に寄って昼食を摂ってから向かうので市中を歩いていると、街中のお土産屋さんの店頭にキティちゃんのディスプレイがありましたのでスナップしました。
病院で一週間ぶりにkーcoさんと会話します。
車椅子に乗る練習をしたそうです。
寝たきりで上半身をあまり起こせないのでリクライニングタイプの車椅子に乗せてもらい、病棟の廊下を散歩したようです。
車椅子に呼吸器を取り付けてもう少ししたら外も散歩できるようになるかもしれません。
車椅子に慣れるようになったら散歩に行こうと約束しましたよ。
四月は病棟の看護師さん達も入れ替わりがあって検査入院の頃からお世話になっていた看護師さんが転勤で東京の病院へ異動になった事を教えてくれました。
kーcoさん寂しそうでしたね。
体調の方は、やはり気管切開して呼吸器を装着したことで呼吸不全への不安が軽減されて安心した様子で夜間の睡眠も取れているようで私も安心しています。
今後は、自宅での療養介護が無理なので、療養介護の手続きを進めて、引き続き今の病院の療養介護施設で療養介護することになります。
少しでもkーcoさんに前向きに元気出してくれるように一緒に頑張っていくしかないです。
そんな感じの四月の第一週目の面会日記でした。